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【ドバイワールドカップ】市丸博司の見解

2017年03月24日 22:26

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 ドバイワールドCを日本馬が勝ったシーン(しかもワンツーフィニッシュ)を現地で見たのは、筆者の海外競馬観戦での数少ない自慢の一つだ。

 ただ、あの年はオールウェザー。ダートで行われたワールドカップで日本馬が3着以内に入ったのは、唯一2001年トゥザヴィクトリーの2着だけである。

 今年は4頭も出走するだけに期待も高まるが、普通に考えれば日本馬で勝負になるとは思えない。特に1着は「この馬で決まり」という馬がいるだけに厳しいのではないか。

 その馬とは、市丸流レーティングでもぶっちぎりの1位、アロゲートである。

 2016年ロンジンベストホースランキングで1位。世界チャンピオンに輝いているほどの大物だ。重賞初挑戦のトラヴァーズSで2着に13馬身半差の衝撃的な圧勝劇。プリークネスS勝ち馬エグザジャレイターらを問題にしなかった。返す刀でブリーダーズカップクラシックに臨み、当時世界チャンピオンだったカリフォルニアクロームを競り落として勝っている。

 それほどの強者でもローテーションが厳しければケチをつけたくなるが、この馬はその後1月の第1回ペガサスワールドC(GI)を快勝。このレースは世界最高賞金レースとして有名になったレースだが、2着に4馬身3/4差。再戦となったカリフォルニアクロームを問題にしなかった。

 よほどのことがない限り、この馬の強さをみるレース。3連単を買うなら、1着にアロゲートを置いて、2・3着はどれかを検討すべきだろう。

 その2着候補。有力なのは市丸流レーティングで114のガンランナー、113で並んでいるホッパーチュニティムブタヒージ、キーンアイス。以上4頭だろう。

写真:ホッパーチュニティ photo by Kazuhiro Kuramoto

 ガンランナーは昨秋にGIのクラークHを勝ったあと、2月にG3を勝っての参戦。5番枠を引いたのもいい。ただし、若干の距離不安があることと、GI勝ちのハンデが53.5キロなのがどうか。

 これなら、アロゲートに2度も大敗を喫しているが、一昨年のトラヴァーズSの勝ち馬であり、アロゲート以外なら互角に渡り合えそうなキーンアイスが面白そう。外枠だがやはりアロゲート以外とならやれそうなホッパーチュニティ、ムブタヒージも2・3着争いはできそうだ。

 人気のないところでは、前哨戦を勝ち、2番枠を引いたロングリバーに魅力を感じる。

 日本馬ではスタミナあるアポロケンタッキーに期待してみたい。

写真:アポロケンタッキー photo by Kazuhiro Kuramoto

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