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クイーンエリザベス2世カップの有力海外騎手・調教師はコチラ!

2017年04月26日 11:10

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昨年のこのレースの勝ち馬ワーザーと3年前の勝ち馬デザインズオンロームを送り込むJ.ムーア調教師は85年に開業以来、7度の香港リーディングを獲得。目下、香港で開業した調教師における、通算最多勝利と最多獲得賞金を記録し、日々これを更新している。このレースも過去に前述の2頭のほか、ヴィヴァパタカ(2勝)、ミリタリーアタックで合計5勝と、無類の強さを誇っている。

 昨年に続いてワーザーに騎乗するH.ボウマン騎手はオーストラリア、ニューサウスウェールズ州をベースに騎乗しており、今やオーストラリアのナンバー1騎手との呼び声も高い。99/00シーズンのシドニー地区の見習いチャンピオンとなって以降、数度のシドニー地区リーディングジョッキーになるほか、大レースも相次いで制するなど、成功を収めていく。近年はオーストラリアの歴史的牝馬ウインクスとのコンビでも注目を集めている。

 デザインズオンロームに騎乗するのは、3年前に香港ダービーとこのレースを連勝したときのコンビであるT.ベリー騎手。父は元騎手で調教師のK.ベリー。双子の兄として生まれ、弟のネイサンとともに、父の下で見習い騎手として研鑽を積むと、09/10シーズンのシドニー地区の見習い騎手チャンピオンを獲得。その後、ゲイ・ウォーターハウス厩舎の契約騎手を経てフリーに。香港では13年のクイーンエリザベス2世Cで、ミリタリーアタックとのコンビでいきなり勝利し鮮烈なデビューを飾った。

 ブレイジングスピードパキスタンスターを管理するアンソニー・クルーズ調教師は、72年に香港ジョッキークラブの騎手アカデミー第1期生としてデビューすると、96年に騎手を引退するまで6回リーディングジョッキーのほか、トリプティクのコンビなどでヨーロッパでも活躍。引退後はサイレントウィットネスやブリッシュラックといった国外でも活躍する馬を手がけた。クイーンエリザベス2世カップは15年にブレイジングスピードで勝利している。

 ブレイジングスピードに騎乗するニール・カラン騎手はアイルランドの出身で、05年と07年にそれぞれ英国騎手リーディング首位となっている。香港では10/11シーズンの短期免許での騎乗が最初で、14/15シーズンからフル参戦。ブレイジングスピードとのコンビでは香港における国際G1をすでに2勝している。

 シークレットウェポンC.イプ調教師は、香港の騎手アカデミーを卒業後、84年から93年までの間、香港の騎手として活躍。引退後は香港の名調教師ブライアン・カンに師事、アシスタントトレーナーを経て、勇退するカン調教師を引き継ぐ形で、02/03シーズンに自身の厩舎を開業。翌シーズンには引き継いだうちの1頭レッドペッパーがG3センテナリーヴァーズを勝って重賞初勝利。12/13シーズンはもつれにもつれた調教師リーディングを、最終開催日の最終レースを勝利して大逆転で獲得した。G1勝利はまだないものの、昨年の香港カップではシークレットウェポンが2着となった。

 ディクトンを管理するのはイタリア出身のジャンルカ・ビエトリーニ調教師。父は調教師、兄も騎手という家に生まれ、ローマで早くからアマチュア騎手として活動。さらに17歳という若さで調教師となり、主に障害レースで活躍馬を送り出した。13年、4歳時にアーリントンミリオンを勝利するリアルソリューションを3歳まで管理。15年より現在のフランス・メゾンラフィットに拠点を移すと、ディクトンが仏2000ギニー、仏ダービーと続けて3着とするなど早くも成果を出しつつある。

 ディクトンに騎乗するのはオリビエ・ペリエ騎手。過去フランスリーディング4回、凱旋門賞4勝のフランスを代表する騎手で、日本にも何度も来日しておりお馴染み。大レースでの勝負強さは特筆もので、香港でも香港カップ1勝、香港マイル2勝、香港ヴァーズ4勝と、国外の騎手としては群を抜いた成績を収めている。

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