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【香港スプリント】市丸博司の見解

2017年12月08日 17:00

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 スプリントは香港勢が強い。過去10年でも、最強馬ロードカナロア以外の日本馬はまったく刃が立たなかった。今年も、中心は香港勢とするべきであろう。

 ミスタースタニングがレーティング1位となった。G1勝ちこそないものの、今期プレミアボウルでは同斤でラッキーバブルズを降し、前哨戦の香港ジョッキークラブスプリントでは、そうそうたるメンバーを相手に快勝。いかにもここに向けて調子を上げてきた印象で、5歳という年齢からも、非常に有望といえるだろう。

 対抗格がラッキーバブルズ。前走のジョッキークラブスプリントは前が詰まる不利もあったし、他馬との比較で58キロも不利だった。人気次第ではここから入る手もあると思われる。

 ペニアフォビアは4年連続の挑戦で、過去3年はすべて3着以内。先行脚質で大崩れがないのは魅力だ。問題は今期不調なこと。不調といってもここ3走すべて勝ち馬とは0秒5差だが、堅実味が失われつつあるのは不安点である。

 ザウィザードオブオズモレイラ騎乗で人気になりそうだが、ここ2走は人気を裏切っている。重賞勝ちは1400mで、1200mではやや厳しいのではないか。思い切って切る手もあるだろう。

 ここ2走でミスタースタニングに肉薄しているにもかかわらず、人気がなさそうなのがアメージングキッズ。1000mで重賞2勝しているが、1200mでも十分やれるところを見せている。穴ならこの馬か。

 ノットリスニントゥーミーはここ2走が物足りない。これなら、欧州からの遠征馬を3着付けで買うのが妙味か。

 サインズオブブレッシングは実績的に申し分ないし、ザライトマンはドバイのアルクォーツスプリントを勝っていて遠征に実績がある。3連単はこのあたりの食い込みに期待したい。

 日本の2頭は、もし日本の馬場でやるなら十分チャンスがありそう。しかし、香港の1200mは勝手が違うだろう。好枠を引いたワンスインナムーンは逃げられる可能性もあるが、外からペニアフォビアに早めに来られると苦しい。

 レッツゴードンキは、よほどうまく立ち回らないと厳しくなりそう。後方からズドンという戦法が通用するかどうか。

 馬券的には、日本で買うなら香港馬中心のほうが妙味がある。オッズの死角を突いて、香港で売れているのに日本で売れない馬を探すのが穴馬券の近道だろう。

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