日本からドバイに遠征中のディオスコリダーが、現地4日にメイダン競馬場で行われたG3マハブアルシマール（ダート1200m）に出走。唯一の3歳馬として古馬に挑んだが、先行争いから中盤で早くも脱落し、勝ち馬から13馬身余り離されて7着に完敗した。

　優勝したのはモラウィジで、アタマ差の2着にクールカウボーイが続き地元勢のワンツー。さらに1馬身1/4差の3着には香港のダンドネルが入線した。なお、レイナルドザウィザードは出走を取り消している。

　ディオスコリダーは大外枠から発馬を決めるも、隣の馬が壁になってなかなか内に入っていけず、3コーナーの手前から先団に取りついた。しかしそれも束の間、終始外を回される形になって4コーナーを待たずに手応え劣勢となり、直線を迎える頃には勝機を失った。