現地27日、30日に行われるG1香港クイーンエリザベス2世カップに出走するシークレットウェポンが、Z.パートン騎手を背にシャティン競馬場で追切を行った。

　パートン騎手は追切後のシークレットウェポンについて「とても良く感じました」と一定の評価を与えた。シークレットウェポンは、昨年末の香港カップでは、パートン騎手に操られモーリスの2着に食い込んだ実力馬。それ以来の騎乗となるパートン騎手は、香港カップ当時と比べてみて、「今はフレッシュになっているし、リラックスしています」と愛馬の状態の良さを強調した。

　日本から参戦するネオリアリズムについては、「まだ見ていません」と話したパートン騎手。それでも、レースでライバルとなる馬について聞いてみると、「ネオリアリズムとワーザーです」と、昨年の札幌記念でモーリスを倒した日本馬を警戒していた。