アメリカで通算32勝を挙げた人気馬ベンズキャットが、ついに現役を引退することが分かった。

　これは『bloodhorse.com』が現地27日に伝えたもので、殿堂入り調教師にしてベンズキャットの生産者、オーナーでもあるK.レザーバリー調教師が同馬の引退を明らかにしたという。

　11歳セン馬のベンズキャットは主にローレルパーク競馬場やピムリコ競馬場など東海岸の競馬場で芝のスプリント戦を走り、ターフモンスターハンデキャップなどG3を4勝した。通算成績は63戦32勝、2着9回、3着7回。獲得賞金は約260万ドル（約2億9000万円）。