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愛ダービーはカプリが押し切り勝ち 英ダービー馬ウイングスオブイーグルスは3着

2017年07月02日 14:50

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 現地1日にカラ競馬場で行われた愛ダービー(芝12ハロン)は、4番人気のカプリが残り2ハロンで先頭に立つと、しぶとく後続の追撃を封じてG1初制覇を飾った。同馬を管理するA.オブライエン調教師にとっては、12度目の愛ダービー勝利となった。

 クビ差の2着に英ダービー3着馬のクラックスマンが追い上げ、中団に構えた1番人気の英ダービー馬ウイングスオブイーグルスは3着に終わった。4着には仏ダービー2着馬ヴァルトガイストが入線している。

 5頭が出走したオブライエン勢の中でカプリの人気は、ウイングスオブイーグルスに次ぐ2番手の評価。前走の英ダービーは6着で、重賞勝利は昨年9月のG2ベレスフォードステークス以来2勝目となった。

 オブライエン師は「カプリには常に大きな信頼を置いている。シーマス(ヘファナン騎手)もエプソム(英ダービー)の後にここで乗りたがっていたしね。この馬には12ハロンが合っていて、根性があることも分かっていた。シーマスも絶好の位置で流れに乗ってくれた。最高の騎乗だったよ」と殊勲の人馬に賛辞を送った。

 なお、カプリの今後について同師は、オーナーらと週明けにも協議するとしながら「キングジョージにはハイランドリールを使うつもりだし、この馬は使い詰めだから秋まで休ませることになるのでは」と見通しを語っている。