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仏二冠馬ブラムト、関係者が15日のG2から凱旋門賞への直行を示唆

2017年08月15日 13:55

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 今年の仏2000ギニーと仏ダービーを制した仏クラシック二冠牡馬ブラムトが、現地15日にドーヴィル競馬場で行われるG2ギヨームドルナノ賞(芝2000m)に出走。仏ダービー以来、約2か月ぶりの実戦に臨む。

 ブラムトを共同所有するG.オーギュスタンノルマン氏のレーシングマネージャーは「プランは明日(15日)以降に決めるつもりですが、ジャンクロード(ルジェ調教師)が彼を凱旋門賞へ直行させる意向なのは分かっています。彼のレース内容を見なければなりませんし、アルシャカブレーシングが55パーセントを所有しているので、彼らにも大きな決定権がありますが」と、JC.ルジェ調教師が描く青写真に合わせる考えを示唆している。

 ギヨームドルナノ賞には2歳時にG1での2着があるサルウィン、英2000ギニー6着、英ダービー4着、そして前走はG1エクリプスステークス5着のエミネントも出走を予定している。

 エミネントのM.ミード調教師は「エクリプスS後に少し楽をさせたし状態はいいよ。このレースに彼を使うのはプレッシャーから解放したいからなんだ。英インターナショナルステークスも考えたけど、G2の方が彼も多少は楽だと思って」と、G1で今ひとつ及ばない現状打破に期待を寄せていた。