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クラックスマンの凱旋門賞回避が決定、オーナーが正式表明

2017年09月25日 17:25

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 現地24日、日本からサトノダイヤモンドらが出走を予定している仏G1凱旋門賞の前哨戦とされるG2ニエル賞を制したクラックスマンの陣営が、正式に凱旋門賞の不出走を表明した。

 J.ゴスデン厩舎の3歳馬クラックスマンは英ダービー3着、愛ダービー2着とクラシックで善戦後、8月に英G2グレートヴォルティジュールステークスを圧勝。続いて今月10日のニエル賞も連勝したが、陣営は10月1日の凱旋門賞には出ないと繰り返していた。

 馬主のA.オッペンハイマー氏は「(今年の凱旋門賞が行われる)シャンティイ競馬場はコースが狭い。もし(本来の)コースが広くカーブがきつくないロンシャン競馬場開催ならば、もっと簡単に(出走を)決断できたかもしれない」と話している。

 なおクラックスマンは10月21日の英チャンピオンステークス出走の可能性は残っているが、オッペンハイマー氏は「個人的には凱旋門賞と同様だ」とこちらも不出走が濃厚なことを示唆。しかし、その一方で「まだ(レースは)4週間も先のこと」と、翻意する可能性も示していた。

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