NEWS

ニュース

ニュース/コラム

クレミーがG1チェヴァリーパークSを快勝、来春の英牝馬クラシック1番人気に

2017年10月01日 17:00

  • 友だち追加数

 現地9月30日にニューマーケット競馬場でG1チェヴァリーパークステークス(2歳牝馬、芝6ハロン)が行われ、単勝1番人気のクレミーが食い下がる3番人気ディファレントリーグをゴール前で突き放して快勝した(1馬身3/4差)。

 さらに1馬身1/2差の3着には4番人気のマデリンが続き、2番人気のスレディングは7着に敗れている。なお、下馬評で高評価だったハートエイクは出走を回避した。

 クレミーは重賞3連勝でG1初制覇。今年の英愛2000ギニーを制したチャーチルの全妹が注目レースを快勝したことにより、来春の英1000ギニーで4倍、英オークスでも11倍の前売り1番人気となった。

 クレミーを管理するA.オブライエン調教師は「彼女にはもっと距離が欲しいけど、能力で6ハロンもこなしてしまうね。走るたびに進化していて、厩舎では手が掛からないし、6ハロンでも能力を発揮するのだから最高だよ」と絶賛。「馬主たちと話し合ってからになるけど、ブリーダーズカップへ行くのも問題ない。奇麗な馬場の1マイルは彼女にピッタリさ」とアメリカ遠征の可能性を示唆した。