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世界ランク1位アロゲート引退へ、BCクラシックがラストランに

2017年10月12日 11:00

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 現在世界ランク1位のアロゲートが、連覇がかかるG1ブリーダーズカップクラシック(11月4日、デルマー競馬場)後に引退し、種牡馬入りすることが発表された。

 アロゲートは3月にG1ドバイワールドカップを快勝後、アメリカに帰国して2連敗。しかし、関係者は現地10日にサンタアニタパーク競馬場で行った調教内容に満足していた。また、オーナーのアブドゥラ殿下も自身が所有するジャドモントファームで、アロゲートが来年から種牡馬になることを強く望んでいる。

 ジャドモントファームのマネージャーは『Thoroughbred Daily News』に対し「アブドゥラ殿下はアロゲートの世界的な大成功を堪能していますが、我々は大規模な生産事業を武器としていますし、最高の有望株を我々の種牡馬ロースターに加えたいと希望していました。欧州でフランケル、それ以前にはダンシリ、オアシスドリームで大成功したのに続き、このアメリカでアロゲートを所有するのは、我々にとって胸躍る特別なことになります」と期待を口にしている。