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世界最高賞金の芝レース「ジ・エベレスト」初代王座にレッドゼル、日本から移籍ブレイブスマッシュが3着

2017年10月15日 11:00

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 世界最高賞金の芝レースとして新設されたジ・エベレスト(重賞未格付け、芝1200m)が、現地14日にランドウィック競馬場で12頭によって争われ、単勝4番人気のレッドゼルが道中2番手から押し切り初代王座に就いた。

 0.8馬身差の2着に1番人気のベガマジック、日本から移籍したブレイブスマッシュが10番人気の低評価を覆し、さらに0.2馬身差の3着と気を吐いた。

 明け5歳を迎えたレッドゼルは5月のドゥームベン10000でG1初制覇を飾るなど、前走まで重賞4連勝と充実一途で大一番を迎えていた。

 豪競馬メディアの『racing.com』によると、レッドゼルのK.マカヴォイ騎手は「いい枠を引けて、どうレースするかたくさんのシナリオが頭に浮かんだんだ。逃げ馬の外につけられて、これ以上ない展開だった。最高だよ」と興奮冷めやらぬ様子。また、ブレイブスマッシュのJ.スペンサー騎手は「やってくれたね。素晴らしい走りだった。100ヤード進んでラチ沿いに付いたら、後は凄く楽だったよ」と、パートナーの激走を手放しで評価している。