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BCクラシックはガンランナーが逃げ切り、引退レースのアロゲートに輝き戻らず

2017年11月05日 12:40

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 最強ダート馬を決めるブリーダーズカップクラシック(3歳以上、ダート10ハロン)が現地4日にデルマー競馬場で行われ、好発から端をきったガンランナー(単勝2番人気)が、番手マークの4番人気コレクテッドを突き放して完勝した(2馬身1/4差)。

 さらに1馬身1/4差の3着には3番人気のウエストコーストが入線。これが引退レースの1番人気アロゲートは出足鈍く5着に終わり、連覇を逃す結果となった。

 ガンランナーは3月のドバイワールドカップでアロゲートの2着に敗れたものの、アメリカに帰国後は6月のスティーブンフォスターハンデキャップからG1レース4連勝を飾り、通算では5度目のG1制覇となった。

 なお、アロゲートはワールドベストレースホースランキング首位ながら、ドバイWCから帰国後は3連敗での引退。同馬を管理するB.バファート調教師は「彼はコーナーごとに流れを失っていった。ただ、それはコースの問題ではなく、彼らしさがなかっただけさ」と肩を落とし、主戦のM.スミス騎手も「言葉もないね。まったく彼らしい走りではなかった。でも、これが結果だから。私は彼がどれほどの馬か分かっている」と落胆を隠せなかった。

 また、初のダート戦に挑んだ今年の英愛2000ギニー馬チャーチル(7着)とウォーディクリー(9着)のA.オブライエン調教師は「チャーチルはまったくの初体験だったからね。ウォーディクリーは1マイル1/4(10ハロン)の芝に戻すよ」とコメントしている。