NEWS

ニュース

ニュース/コラム

来季の米ダート戦線を占うガルフストリームパーク競馬場の名物開催が今週末に開幕

2017年11月30日 11:20

  • 友だち追加数

 今週末の現地12月2日、米ガルフストリームパーク競馬場で来季のダート戦線に影響必至の名物開催「2017/18チャンピオンシップミート」が開幕する。

 チャンピオンシップミートは4月1日までの89日間にわたり、賞金総額2860万ドル(約32億円)を投じて94ステークスを実施。その中には世界最高賞金レースのG1ペガサスワールドカップ、ケンタッキーダービーの重要前哨戦の一つであるG1フロリダダービーなどが含まれる。

 1月27日に行われる第2回ペガサスWCは、引退レースにすることを表明しているガンランナーをはじめ、コレクテッドやウエストコースト、ウォーストーリー、ガンナヴェラといったブリーダーズカップクラシックの現役上位5頭が出走を予定。また、ブリーダーズカップディスタフの覇者フォーエバーアンブライドルドの参戦も見込まれている。

 3月31日のフロリダダービーは昨年のナイキスト、今年のオールウェイズドリーミングと2年連続でケンタッキーダービー馬を輩出。2013年のオーブも両レースを連勝するなど、クラシック戦線に向けて存在感を増している。ガルフストリームパーク競馬場や近郊の調教施設にはブリーダーズカップジュベナイルを圧勝したグッドマジック、25日にチャーチルダウンズ競馬場のG2ケンタッキージョッキークラブステークスを勝ったエンタイストらが在厩しており、来年のクラシック戦線で中心を担う可能性も高い。