現地5日、香港のシャティン競馬場にて10日に行われるG1香港スプリントに出走を予定していた欧州G1馬ザティンマンが、熱発のため出走を回避した。

　J.ファンショー厩舎の5歳セン馬ザティンマンは、昨秋に英チャンピオンズスプリントステークスでG1初制覇。今年6月には英G1ダイアモンドジュビリーステークスも勝ち、前走は10月のG1英チャンピオンズスプリントSで5着だった。

　香港ジョッキークラブの声明によると、ザティンマンは現地入り後に体調を崩し、陣営は協議の結果、正式に出走回避の決断に至ったとのこと。ファンショー厩舎は「ザティンマンが香港スプリントに出走できないことにみんなが失望している。我々の現在の最優先事項はザティンマンを早く治療して地元に帰ることだ」とツイートしている。