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【香港国際 現地情報】キセキ順調、M.デムーロ騎手「今はどんどん成長している」

2017年12月07日 17:13

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 現地7日、10日に行われる香港国際競走に向け、香港ヴァーズ(芝2400m)に出走予定のキセキがシャティン競馬場の芝コースで追い切りを行った。その後に行われた枠順抽選会で3番ゲートに決まっている。以下、M.デムーロ騎手と岸本助手のコメント。

ミルコ・デムーロ騎手

「いつも通りで今日も動きは良かったです。とても賢くて真面目な馬ですから。(馬場については)菊花賞は不良馬場で勝ちましたけど、良馬場の方が良いと思います。重馬場は気にする素振りを見せていました。ダービー時のキセキの映像を見るとまだ若いなと感じますし、今はどんどん成長しています。僕が初めて乗った時も少し敏感でしたが、どんどん落ち着きを増しています。(ライバルは)まだしっかり研究していないですが、ハイランドリールは強いですね。ブリーダーズカップターフ(3着)でも良い脚を使っていましたから」

岸本助手

「(角居)調教師から『3番を引け』と言われていたので良かったです(笑)。ミルコ(デムーロ騎手)からは大外以外だったらいいよと言われていたので、良かったと思います。状態は非常に良いですよ。菊花賞の状態からキープできている感じですね。菊花賞であれだけの(不良)馬場で走ったのでどうかなと思いましたけど、回復は早かったですし、仕上げは十二分にできたと思います。

お父さん(ルーラーシップ)も春の香港で勝ってますけど、よく似た雰囲気で性格も似ています。ルーラーシップよりパワーは少し劣りますけど、“上品なルーラーシップ”という感じですね」