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G1クイーンアンSは波乱の決着、アクシデンタルエージェントが接戦制す

2018年06月20日 11:00

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 現地19日、英アスコット競馬場にてG1クイーンアンステークス(芝8ハロン)が行われ、C.ビショップ騎乗の伏兵アクシデンタルエージェントが接戦を制した。

 半馬身差の2着も人気薄のロードグリッターズと波乱の決着。ハーツクライ産駒の米国調教馬ヨシダは勝ち馬から1馬身1/4差の5着に入った。1番人気に推されていたG1ドバイターフの覇者ベンバトルは10着、2番人気のロードデンドロンは9着、3番人気のレコレトスも7着と上位人気馬は総崩れだった。

 E.ジョンソンホートン厩舎の4歳馬アクシデンタルエージェントは、重賞初挑戦だった前走の英G1ロッキンジステークスで勝ったロードデンドロンから5馬身以上も離された6着。しかしロイヤルアスコット開催の大一番でG1初制覇を成し遂げた。

 こちらもG1初勝利となった女性調教師のジョンソンホートン師は、生産者でもある母親に触れ、「私たちはアクシデンタルエージェントを売りに出したけど売れず、8000ギニーで買い戻したの。2日は眠れなかったわ」とエピソードを披露。オーナーブリーダーのG.ジョンソンホートン氏は「夢のようだわ」と娘と愛馬の快挙を喜んでいた。