現地20日、ロイヤルアスコット開催2日目のG2クイーンメアリーステークス（2歳牝馬、芝5ハロン）は、O.マーフィー騎乗のシニョーラカベロがゴールで3頭一線の争いを制した。短アタマ差の間隔の2着以下はゴッサマーウイングス、シェーズオブブルーの順に入線している。

　J.クイン調教師が管理するシニョーラカベロは4月28日のデビュー戦で4着に敗れた後、5月7日に2戦目で初勝利。さらに18日の準重賞を制して臨んだ4戦目での重賞初制覇となった。

　クイン師は「彼女は厩舎でのんびりしていて誰でも扱いやすいんだ。女王陛下がいらっしゃってバンド演奏が始まり、彼女を引き回している間もそれを苦にしない。気持ちがしっかりしているし、高い能力も備えているんだよ」とシニョーラカベロを絶賛していた。