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英G1ナッソーS、ワイルドイリュージョンが逃げ切り

2018年08月03日 11:19

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 現地2日、英グッドウッド競馬場にてG1ナッソーステークス(牝馬限定、芝9ハロン192ヤード)が行われ、W.ビュイック騎乗の3番人気ワイルドイリュージョンが逃げ切った。

 2馬身差の2着は前走の愛G1プリティポリーステークスを勝っていた2番人気アーバンフォックス。さらに短アタマ差の3着にヴァレイシャスが入り、1番人気に推されていたロードデンドロンは直線で失速して最下位の6着に沈んだ。

 C.アップルビー厩舎の3歳馬ワイルドイリュージョンは、2歳時に仏G1マルセルブーサック賞を制覇。3歳になってからは英1000ギニー4着、英オークス2着とクラシックで惜敗が続き、前走の英G2リブルスデールステークスも2着。3歳での初勝利が通算2度目のG1制覇となった。

 アップルビー調教師は「レースで2歳時のベストフォームを取り戻した。マルセルブーサック賞の勝者だし、10ハロンに距離短縮したのも向いたね」とコメント。今後については再び12ハロンの英G1ヨークシャーオークス出走の可能性があるとしつつ、2000mの仏G1オペラ賞を目標としていることを明らかにしていた。