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オールドペルシアンが英G2勝利、ゴドルフィンがワンツー

2018年08月23日 11:47

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 英ヨーク競馬場で現地22日に行われたG2グレートヴォルティジュールステークス(3歳、芝12ハロン)は、2番手から抜け出したオールドペルシアンが、1番人気の僚馬クロスカウンターの追撃をアタマ差抑えて優勝した。

 G1パリ大賞の勝ち馬キューガーデンズはさらに1馬身1/2差の3着、ウェルズファーゴーは勝ち馬から4馬身3/4差の4着に終わった。

 オールドペルシアンはロイヤルアスコット開催のG2キングエドワード7世ステークスで重賞初制覇を飾るも前走の愛ダービーでは6着。この一戦で巻き返しに成功した。

 ワンツーフィニッシュを果たしたC.アップルビー調教師はオールドペルシアンについて「チームが彼を良く回復させたから今日は自信があったんだ。距離はもつ血統だし、力強く走っていたね」と評価。クロスカウンターには「見せ場を作るのが遅くなったけど、今回がメインターゲットではないからね。オーストラリア(メルボルンカップ)行きが青写真だし、3歳の彼を向こうの前哨戦に使いたくなかった。こちらで済ませてからフレッシュな状態で連れていく方が楽なのではいかと考えていたんだ」と納得していた。

 なお、3着に終わったキューガーデンズを所有する英国クールモア代表は「素晴らしいレースでしたよ。斤量差の分を負けただけですしね。英セントレジャーに向けて完ぺきな一歩になったでしょう」とクラシック最終戦への出走を明言している。