現地15日、英ドンカスター競馬場にてG2シャンペンステークス（2歳牡馬・せん馬、芝7ハロン）が行われ、L.デットーリ騎乗の注目2歳馬トゥーダーンホットが圧倒的な1番人気に応えて快勝した。

　1馬身3/4差の2着は前走で英G3エークームステークスを勝っていたフェニックスオブスペインだった。

　父に名種牡馬のドバウィ、母にG1レース3勝のダーレミ、姉にラーティダーなどがいる超良血のトゥーダーンホットは、デビュー2連勝で前走の英G3ソラリオステークスを制覇。重賞2勝目を挙げた今回で無傷の連勝を3に伸ばした。

　J.ゴスデン調教師は今後について「10月にはG1が3つあるが、（どれに出走させるかは）まだ決めていない」と明言せず。またデットーリ騎手はトゥーダーンホットがマイルの2000ギニー向きか、それともクラシックディスタンスのダービー向きかと感触を尋ねられると「一歩ずつ前に進んでいくつもり。いまは彼への理解を深めている段階だよ」と語っていた。