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クールモアの期待馬アイキャンフライ、愛G2ブーメランSで待望の重賞初制覇

2018年09月20日 12:00

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 現地15日に愛レパーズタウン競馬場で行われたG2ブーメランステークス(3歳以上、芝8ハロン)は、A.オブライエン厩舎のアイキャンフライが後方から直線で末脚を炸裂させて快勝した。

 1馬身3/4差の2着に僚馬ケニアが逃げ粘り、さらに2馬身1/2差の3着争いはピンチェックが制した。

 ファストネットロック産駒のアイキャンフライは5月の英1000ギニーで、2着のローレンスと並び4番人気の評価を集めるも11着に大敗。続く英オークスでも9頭立ての8着に沈み、8月から7ハロンの準重賞で仕切り直していた。今回はデビュー9戦目での重賞初制覇で、通算9戦3勝とした。

 オブライエン師はレース後に「彼女を大いに高く買っていたんだ。何度かがっかりさせられたし、復活まで時間がかかったね」とひと安心。「彼女にはあらゆる牝馬限定戦が選択肢になるし、恐らくマイルよりもう少し距離もこなせる。今日は直線で力強かったし、弛みないペースが良かったね」と自信を取り戻していた。