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アエロリットは大敗、ブリックスアンドモルタルがペガサスWCターフ初代王者に

2019年01月27日 12:42

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 現地26日にガルフストリームパーク競馬場で行われた米G1ペガサスワールドカップターフ(4歳以上、芝9.5ハロン)に日本からアエロリットが参戦。2番手を追走するも中盤で後続馬群に吸収され、そのまま後退して勝ち馬から20馬身余り遅れて9着に大敗した。

 レースは序盤にアエロリットの背後を追走した2番人気のブリックスアンドモルタルがペースアップした中盤で中団後ろに控え、迎えた直線で2馬身1/2差抜け出して快勝。アイルランドから遠征したマジックワンド(7番人気)がデルタプリンス(6番人気)をクビ差捕えて2着争いを制し、1番人気のハーツクライ産駒ヨシダは後方から伸び欠き6着に終わった。

 5番人気のアエロリットはゲートを決めて2番手で第1コーナーに入ったが、向正面早々にペースが落ちはじめると後方からキャタパルトが一気に押し上げて先頭を奪う。後続も次々と押し上げて息の入らない展開となり、アエロリットは第3コーナーからズルズルと後退。最終コーナーでは殿10番手まで下がり、逃げバテたファハンミューラをかわしてゴールした。

 ブリックスアンドモルタルはジャイアンツコーズウェイ産駒の5歳馬でG1初制覇。2017年にデビュー4連勝でG2ホールオブフェームステークスを制したものの、その後にG33着を2戦続けて12か月余りの休養に入り、昨年12月の復帰戦勝利からの2戦目だった。