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エグザルタントは香港競馬に注力、パキスタンスターもドバイ遠征を断念

2019年02月13日 13:19

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 香港中・長距離路線の強豪エグザルタントとパキスタンスターに関して、両馬を管理するA.クルーズ調教師が3月に予定していたドバイ遠征を自重する考えに言及した。香港ジョッキークラブが現地12日付けで広報している。

 17日のG1香港ゴールドカップにパキスタンスター、タイムワープ、エグザルタントの計3頭を登録したクルーズ師は12日の朝、エグザルタントが3月末のG1ドバイシーマクラシックには向かわず、香港に留まってG1クイーンエリザベス2世カップ、G1チャンピオンズ&チャターカップに臨むことを明らかにした。

 クルーズ師はドバイとの往復でエグザルタントが受ける肉体的ダメージを懸念し、来年のさらなる成長を条件にシーマクラシック参戦を企図すると話している。昨年12月に香港ヴァーズを制した史上3頭目の地元馬となり、前走ではG3センテナリーヴァーズも連勝するなど進境著しいエグザルタントについて、レース中にリラックスできるようになったことを要因に挙げた。

 また、クルーズ師は精彩を欠いているパキスタンスターの輝きは失われていないとする一方で、ドバイ遠征の可能性は低いことを示唆。前走のS.デソウサ騎手から「ツキを変えるため」と、昨年のチャンピオンズ&チャターCで勝利に導いたT.ベリー騎手に、香港ゴールドCの手綱を委ねることにしたとコメントしている。