欧州屈指のステイヤー、ビッグオレンジが引退
2019年02月21日 12:52
2017年のG1英ゴールドカップ(芝20ハロン)を勝つなど、欧州長距離レースで活躍してきたビッグオレンジ(牡8歳)が、古傷の悪化のため現役を引退することになった。
M.ベル厩舎に所属したビッグオレンジは、英G2グッドウッドカップ(芝16ハロン、現G1)を連覇するなど欧州でも指折りのステイヤーとして活躍。17年6月の英ゴールドカップで当時の欧州長距離王オーダーオブセントジョージを破って待望のG1初制覇を果たした。
しかし昨年3月のG2ドバイゴールドカップで故障してからは調教もできない状態が続き、ついに引退に。ベル調教師は「ビッグオレンジのような名馬を調教できたことはとてもラッキーだった」と愛馬に感謝していた。