ボロが2年近い沈黙破りG1初制覇、米シューメーカーマイルSで波乱呼ぶ
2019年05月29日 11:16
米G1シューメーカーマイルステークス(3歳以上、芝8ハロン)がサンタアニタパーク競馬場で現地27日に行われ、ペースを握った単勝33.9倍の8番人気ボロが、そのまま後続を寄せつけず1馬身1/4差で逃げ切った。
2着争いは中団を追走した4番人気リバーボインが、6番人気ボウイズヒーローの追い込みをハナ差しのぎ、1番人気のデルタプリンスは末脚不発で7着に終わった。
ボロはテンプルシティ産駒の7歳セン馬で女性調教師のC.ゲインズが管理。2016年のG2アルカディアステークスで重賞初制覇を飾り、翌年も連覇するなど芝マイル路線で活躍していたが、2017年のシューメーカーマイルSで6着に敗れると、今年4月末の条件戦で復帰するまで1年11か月も休養していた。今回は復帰戦5着からの叩き2戦目でG1初制覇(重賞3勝目)となった。