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マスターフェンサーは末脚不発、伏兵ヘンリーズジョイが米G1ベルモントダービー制す

2019年07月07日 12:34

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 日本からアメリカ遠征中のマスターフェンサーが、現地6日に米ベルモントパーク競馬場で行われたG1ベルモントダービー(3歳、芝10ハロン)に出走。序盤の9番手付近からペースアップとともに下がりはじめ、完走13頭中の最下位に終わった。

 レースは好位を追走した13番人気ヘンリーズジョイが10番人気ソーシャルパラノイアの追撃を3/4馬身振り切り、さらに1/2馬身差の3着には仏ダービー6着後に米移籍したロックエンペラー(5番人気)が追い込む波乱の決着。1番人気のサイズミックウェーブは5着に敗れ、2番人気のデマルシェリエは中間点過ぎで競走を中止した。

 キトゥンズジョイ産駒のヘンリーズジョイは重賞初制覇でG1タイトルを獲得。昨年7月のデビューから2連勝し、3戦目のG3バーボンステークス、今年4月のG3トランシルヴァニアステークスと重賞で2度の2着があった。これで通算成績を11戦4勝としている。