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​エネイブルと接戦のシーオブクラス、疝痛で電撃引退

2019年07月08日 10:40

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 昨年の愛オークスなどを制し、凱旋門賞では2連覇を達成したエネイブルの2着に食い下がったシーオブクラスが、重度の疝痛のため急きょ引退が決まった。

 W.ハガス調教師は「シーオブクラスは3日に手術を受けた」とコメント。予断を許さない状況であることを示唆し、「彼女が現役生活を終えることに疑う余地はない」と引退を明言した。

 シーザスターズ産駒のシーオブクラスは昨年の愛オークスとヨークシャーオークスの両G1を連勝。10月の凱旋門賞ではエネイブルに短クビ差の2着と善戦した。今年は6月の英G1プリンスオブウェールズステークスから始動するも、アスコット競馬場のソフトな馬場に苦しんで5着に敗れていた。

 主戦を務めたJ.ドイル騎手は自身が乗った中では最高の馬の1頭だったとシーオブクラスを絶賛。「危機から回復して繁殖入りだけでもできることを願っている」と語っている。