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デットーリ騎手、英フィリーズ&メアズSのスターキャッチャーで通算250度目のG1制覇

2019年10月20日 14:10

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 アスコット競馬場で現地19日に行われたG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(3歳以上、芝2320m)は、道中4番手を追走した1番人気のスターキャッチャーが、外から併せにきた8番人気サンメイデンをねじ伏せる一方、逃げ粘る7番人気デルフィニアをゴール寸前で差し切った。

 デルフィニアは短アタマの2着、サンメイデンが1馬身差の3着で続き、2番人気のフリーティングはスターキャッチャーをマークして進むも馬群を捌くのに手間取り、さらにクビ差及ばず4着までだった。

 スターキャッチャーは7月の愛オークス、9月のヴェルメイユ賞に続きG1レース3連勝を達成。6月のG2リブルスデールステークスから4連勝で通算4度目の重賞制覇となった。

 直前の英チャンピオンズロングディスタンスカップでストラディバリウスの連勝を止められていたL.デットーリ騎手は、そのショックを引きずりつつも「30分で泣き顔から笑顔だよ」「彼女は通算250度目と今年18勝目のG1勝ちをボクにくれたし大好きさ」と気を取り直していた。

 なお、同馬を管理するJ.ゴスデン調教師は来季の現役続行を希望する一方、ブリーダーズカップ遠征には間隔が詰まりすぎているため否定的な見解を示した。また、3番人気ながら11着に大敗した僚馬アナプルナは道中で落鉄し、のめり通しだったと敗因に言及している。