フランスの競馬統括団体フランスギャロは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今年のクラシックレースの日程が変更される可能性を認めた。

　フランスギャロはすでに、3月17日から4月15日までの競馬開催を中止すると16日に発表済み。仏2000ギニーと仏1000ギニーは5月10日、仏ダービーと仏オークスはそれぞれ5月31日と6月14日の予定で中止期間には含まれていないが、フランスギャロのチーフエグゼクティブであるO.デロア氏は、日程の後ろ倒しが必要との見方に傾いているという。

　同氏は、主要レースの日程変更は可能かとのスカイスポーツレーシングの質問に対し、「おそらく大丈夫」と返答。フランスギャロは事態の推移に応じた複数のシナリオを想定していると話していた。