今年の米クラシック有力候補とされるティズザローの主戦も務めるM.フランコ騎手が、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受けて当面は騎乗を見合わせることを明らかにした。

　これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地1日に報じたもの。NYEAでここ2年連続のリーディングジョッキーに輝いているフランコ騎手は、地元のベルモントパーク競馬場での競馬が再開するまでニューヨークの自宅で家族と過ごすという。

　同メディアによると、フランコ騎手は「（ティズザローで勝った3月28日の）フロリダダービー後に代理人と話をし、ニューヨークでの競馬が再開されるまでは恋人と（2歳の）娘と一緒にに自宅にいることにする。離れていることで彼女たちを心配させたくない」と語ったという。

　なお現時点では、ベルモントパーク競馬場での競馬再開は4月24日と予定されている。