フランスの競馬統括機関フランスギャロは現地24日、新型コロナウイルスの影響で延期されていた今季の主要レースの新日程を発表。仏ダービーと仏オークスは7月5日にシャンティイ競馬場にて開催されることになった。

　フランス競馬は5月11日から再開予定で、初日には両ギニーの重要トライアルであるグロット賞とフォンテーヌブロー賞がパリロンシャン競馬場にて行われる。

　その後もトライアル戦のラフォルス賞とヴァントー賞を5月14日に、G1サンタラリ賞を6月14日に実施。グレフュール賞は6月6日にサンクルー競馬場にて行われるが、マルレ賞とオカール賞はそれぞれオークスとダービー後の開催となる。

　また古馬G1のガネー賞は6月14日にパリロンシャン競馬場、イスパーン賞は7月19日にシャンティイ競馬場、サンクルー大賞は6月28日にサンクルー競馬場にてそれぞれ開催予定。また例年ならば5月末にされる秋のG1凱旋門賞への登録は「6月半ば、おそらくは（英国の）ロイヤルアスコットの前」になる見込みだという。

　なお日程変更によっていくつかの重賞は中止となっており、凱旋門賞の前哨戦であるニエル賞もパリ大賞が9月13日に変更されたことで今年は実施されない。