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KYダービー候補シャーラタンに暗雲、レース後の薬物検査不合格と報道

2020年05月28日 12:49

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 現地5月2日に米オークローンパーク競馬場にて分割開催で行われたG1アーカンソーダービー(Div1)を制したシャーラタンが、レース後の薬物検査をパスできなかったことが分かった。

 同競馬場からの発表では2頭が検査をクリアできなかったと認めたものの、機密保持の観点から馬名は公表していないが、米紙『ルイビル・クーリエ・ジャーナル』が問題の2頭はB.バファート調教師の管理馬で、そのうちの1頭がシャーラタンである可能性を示唆している。

 今後は分割保存していた検体による再検査が行わる予定。通常なら5日ほどで結果が出るが、研究機関の新型コロナウイルスへの対応などで遅れが生じる可能性もあるという。

 シャーラタンはアーカンソーダービーを含めてデビューから無傷の3連勝。9月に延期されたケンタッキーダービーの有力候補にも挙がっているだけに、最終的に失格処分となればダービー出走権利を争うポイントシリーズの「Road to the Kentucky Derby」だけでなく、将来の種牡馬入りへの影響も懸念される。