ガイヤースのアップルビー師、エクリプスSでの打倒エネイブルへ意欲
2020年07月05日 09:24
前走のG1コロネーションカップをレコード勝ちするなど完成の域に達したかに見えるガイヤース。同馬を英G1エクリプスステークスに送り込むC.アップルビー調教師は「順調に調整できて彼は絶好調だよ。私は10ハロンへの距離短縮も心配していない」と最強女王エネイブルとの対決を控えて意気軒高だ。
アップルビー師はコロネーションCを振り返りながら「かつては、あのようなビッグパフォーマンスを彼に見せられるのは歓迎できなかった。大差をつけると楽勝に見えるが、受けるダメージも大きかった」「今年は違っている。ドバイでの初戦もあのような勝ち方だった。最も気を強くさせたのは、彼がレース後もコンディションを保っていて、目に見えて回復したことなんだ」とガイヤースの体質強化に言及。
コロネーションCから間隔を空けてエクリプスSというのは当初からのプラン通りというアップルビー師は「3歳馬が不在でレースの力学は多少変わるが、それでも強い相手関係のままだ」「結局のところ、我々は全力でエネイブルを負かさなければならないのさ。彼女は6歳で体調を整えるのに時間を要すようになったとジョン・ゴスデン調教師が言っていたが、私は彼女がいかに優れているかも解っている」「それでも、我々はシーズン初戦を快勝し、能力を買っている馬とともにあそこへ行くんだ」と強気な発言に終始している。