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2歳牝馬の英G1チェヴァリーパークS、マーフィー騎乗のアルコールフリーが逃げ切り

2020年09月27日 12:31

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 英ニューマーケット競馬場で現地26日に行われた2歳牝馬によるG1チェヴァリーパークステークス(芝6ハロン)は、O.マーフィー騎乗の2番人気アルコールフリーがハナを切って残り2ハロンから後続を突き放し、両脇からの追撃を1/2馬身振り切った。

 外ラチ付近を伸びた1番人気のミスアミュレットが、勝ち馬を挟み反対側で粘る6番人気ウンムクルスームとの2着争いをアタマ差で制し、重賞連勝中で3番人気のダンダラは5着に終わった。

 アルコールフリーはA.ボールディング調教師が管理するノーネイネヴァー産駒で重賞初制覇。8月15日にニューベリー競馬場の芝6ハロンでデビュー勝ちし、今月3日の2戦目はG3ディックプールフィリーズステークスで2着だった。

 ボールディング師は「今年はもう彼女を走らせるつもりはない。春にどうするか、(トライアルを使うのかは)その時が近づいたら決めるよ。彼女は(英1000ギニーで)十分にやれるから、トライアルに探りにいく必要はないんだ。春に1走した方が彼女のためになるかどうかだね」と、英1000ギニーに直行する可能性を示唆した。

 なお、大手ブックメーカーの『ベットフェア』はアルコールフリーの英1000ギニー前売りオッズを21倍に設定している。