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福元騎乗のマイティハート、カナダ三冠達成ならず

2020年10月26日 12:09

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 現地24日、カナダ三冠の最終戦にあたるブリーダーズステークス(芝12ハロン)がカナダのウッドバイン競馬場にて行われ、福元大輔騎乗の二冠馬マイティハートは7着に敗退。2003年のワンド以来となる三冠達成はならなかった。

 マイティハートはスタートから人気薄のクナルと激しいハナ争いを演じ、中盤からは単騎で先頭に立てたものの、最終コーナーですでに手応えはいっぱい。まくり気味の仕掛けから直線で一気に後続を突き放して圧勝した同厩馬ベリチックとは対照的に失速してしまった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、J.キャロル調教師は「残念なことに他馬に終始しつこくからまれ、(福元騎手は)マイティハートを制御してリラックスさせることができなかった」と敗因について語っている。

 勝ったベリチックはカナダ版ダービーに相当するクイーンズプレートステークスでマイティハートの2着。デビュー4戦目の今回が初勝利だった。なおマイティハートは三冠を逃したものの、キャロル調教師は異なる2頭の管理馬で同一年度の三冠レース全勝を達成した。