アメリカの芝マイルG2を2連勝中だったモーフォーザが、目標としていた11月のG1ブリーダーズカップマイルを回避することが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　モーフォーザを管理するP.ミラー調教師によると、「軽度の問題が発生した」とのこと。同師は「すべて順調ならば、来年のBCには出られるだろう。今回のアクシデントはタイミングが悪かった。私は彼が世界最高の芝マイラーだと思っているが、それを今年は証明できないのが残念だ」と話している。

　アンクルモー産駒の4歳馬モーフォーザは、3歳秋にG1ハリウッドダービーを制覇。今年は1月のG1ペガサスワールドカップターフこそ9着に敗れたものの、8月のG2デルマーマイルハンデキャップ、今月3日のG2シティオブホープマイルステークスを連勝中だった。