現地1日、香港のシャティン競馬場でG3ボヒニアスプリントトロフィー（芝1000m）が5頭により争われ、序盤の先行から徐々に後方へ控えた3番人気のエクスプローシブウィットネスが、ゴール前4頭による接戦からクビ差抜け出した。

　2番人気のストロンガーが写真判定の末に4番人気ビッグパーティーとの2着争いを制し、1番人気で前走の香港スプリントでも人気の一角に推されていたコンピューターパッチは、最軽量の勝ち馬より20ポンド（約9kg）重いトップハンデもあり最下位5着に敗れた。

　エクスプローシブウィットネスはヌレイエフ系スターウィットネス産駒の6歳セン馬で、今回が重賞初挑戦、初制覇。2017年3月に豪州でデビュー勝ち後は1年10か月の長期休養を挟むとともに香港へ移籍し、昨年7月のシーズン最終戦で移籍後10戦目にして初勝利を挙げていた。今季は10月の始動戦から2連勝するなど、この日を含めて4戦3勝と軌道に乗ってきた感がある。