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​愛1000ギニートライアルSは大波乱、伏兵キーパーオブタイムがG1馬ら撃破

2021年04月12日 14:20

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 現地11日、愛レパーズタウン競馬場にてG3愛1000ギニートライアルステークス(3歳牝馬、芝7ハロン)が行われ、R.ウィーラン騎乗の単勝81倍だった伏兵キーパーオブタイムが波乱を起こした。

 中段の内枠で足をためていたキーパーオブタイムは4コーナーで中央に出して進路を確保すると一気にスパート。前をかわすと、最後はメーナーの追撃もアタマ差でしのいだ。

 2歳時に愛G1モイグレアスタッドステークスを勝って1番人気に推されていたシェールは5着どまりだった。

 J.ファーン厩舎のキーパーオブタイムはメーマス産駒。2歳時に挑戦した愛G3ウェルドパークステークスは7着で、転厩初戦だった3月のハンデ戦も5着と目立った実績はなかったが、クラシック前に貴重な勝利を挙げた。

 重賞初制覇を飾ったファーン調教師は、ウィーラン騎手の好騎乗を絶賛し、「キーパーオブタイムは良馬場向き。アメリカとかの馬場が合いそうなタイプなんだ」と話していた。