現地11日、愛レパーズタウン競馬場にてG3バリーサックスステークス（3歳、芝10ハロン）が行われ、R.ムーア騎乗のボリショイバレエが1番人気に応えた。

　先行策から早めに先頭に立ったボリショイバレエは、一気にセーフティーリードを築いて2着フライングビジットに2馬身1/4差の完勝を収めた。

　ボリショイバレエはA.オブライエン厩舎のガリレオ産駒。2歳時は2戦目で勝ち上がった直後に10月の仏G1クリテリウムドサンクルーに挑戦して5着に敗れ、今回はそれ以来のレースで重賞初制覇を飾った。

　オブライエン調教師はこれで4年連続11回目の同レース制覇。近年の勝ち馬からクラシックウィナーは出ていないが、2001年の勝ち馬でボリショイバレエの父でもあるガリレオと2002年の覇者ハイシャパラルはそれぞれの年の英ダービーも勝利している。