現地15日、英ニューマーケット競馬場にて英2000ギニーの重要な前哨戦であるG3クレイヴンステークス（3歳牡馬・せん馬、芝8ハロン）が行われ、W.ビュイック騎乗のマスターオブザシーズが勝利した。

　3/4馬身差の2着はラバローサ。C.アップルビー厩舎のゴドルフィン軍団によるワンツーフィニッシュとなった。

　マスターオブザシーズはドバウィ産駒。2歳時にデビュー2連勝で英G2スーパーレイティブステークスを制し、9月の愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスでは4着。今年は始動戦だった2月のドバイでの準重賞で2着に敗れたが、トライアルを制したことでブックメーカーのコーラルは同馬の英2000ギニーでのオッズを17倍から13倍に引き下げている。