現地16日、米キーンランド競馬場にてG3ダブルドッグデアステークス（牝馬限定、ダート8.5ハロン）が行われ、F.ジェルー騎乗のボニーサウスが接戦を制した。

　6頭立ての中段でレースを進めたボニーサウスは、まくり気味に仕掛けて最終コーナーで逃げていたグレースフルプリンセスに並びかける。直線では外から追い込んできたロイヤルフラッグを含めた3頭の叩き合いになり、最後はボニーサウスがロイヤルフラッグにアタマ差で先着した。グレースフルプリンセスはさらにアタマ差の3着だった。

　B.コックス厩舎のボニーサウスはマニングス産駒の4歳馬。昨年は3月にG2フェアグラウンズオークスを勝ち、8月のG1アラバマステークスでは2着と好走。その後もG2で2着が続いていたが、約5か月の休み明けだった今回は13か月ぶりの白星で重賞2勝目を手にした。