現地14日、英ヨーク競馬場にてG2ヨークシャーカップ（芝14ハロン）が行われ、W.ビュイック騎乗のスパニッシュミッションが快勝した。

　スパニッシュミッションは最後の直線で先に抜け出したサーロンプリーストリーを追ってスパート。これをかわすと、最後は2着に浮上した昨年の愛ダービー馬サンティアゴに2馬身3/4差をつけた。1番人気に推されていたサーロンプリーストリーはさらに1馬身遅れての3着までだった。

　A.ボールディング厩舎のスパニッシュミッションはノーブルミッション産駒の5歳馬。昨年9月に英G2ドンカスターカップを勝っており、今回はそれ以来の重賞制覇となった。

　この結果、ブックメーカーの『コーラル』はロイヤルアスコット開催でのG1英ゴールドカップのスパニッシュミッションのオッズを34倍から17倍に、『ベットフェア』と『パディーパワー』は26倍から11倍に引き下げている。