現地5日に英エプソム競馬場にて行われるG1英ダービーで有力視されていたローンイーグルは、体調が整わずこれを回避。26日の愛ダービーへ向けて再調整することになった。

　M.ミード厩舎のガリレオ産駒ローンイーグルは、5月21日にリステッドのコックドハットステークスを4馬身差で快勝。しかし3日の調教後の検査で粘液異常が見つかった。

　これを受けてミード調教師は「よく食べて見た目も素晴らしいが、事実から目をそらすことはできない。レースに出るには90パーセントではなく100パーセントが必要なんだ」と語り、無念の英ダービー回避を決めた。

　今後については、登録のあるロイヤルアスコット開催のG2キングエドワード7世ステークスは日程的に近すぎることもあり、月末の愛ダービーが次走候補に浮上している。