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ニックスゴーが米G1ホイットニーSを圧勝、今後はBCクラシックを目標に

2021年08月08日 13:41

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 5頭立てながら4頭がG1ホースという豪華メンバーにより、サラトガ競馬場で現地7日に行われた米G1ホイットニーステークス(4歳以上、ダート9ハロン)は5着まで人気通りに決着。1番人気のニックスゴーが2着のマックスフィールドに4馬身1/2差をつけて圧勝した。

 発馬を決めたニックスゴーは内のスイススカイダイバーを制して逃げを打ち、向正面では7馬身ほどのリード。後続はスイススカイダイバーを先頭に一団で追い掛け、最終コーナーではニックスゴーの背後に取りついた。しかし、息を入れていたニックスゴーは直線で馬場の三分所に持ち出されるとノーステッキで突き放して楽々とゴール。マックスフィールドから1馬身3/4差の3着にはシルヴァーステートが続いた。

 ニックスゴーは1月のペガサスワールドカップ以来となる4度目のG1制覇。重賞は前走のG3コーンハスカーハンデキャップに続き通算5勝目とした。

 ニューヨーク州競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、ニックスゴーのB.コックス調教師は前走の圧勝劇がニックスゴーの精神面に好影響をもたらしたと話し、今後は昨年に勝っているブリーダーズカップダートマイルではなく、BCクラシックに向けてプランを練ると明かしている。