現地28日、米サラトガ競馬場で行われた牝馬G1パーソナルエンスンステークス（4歳以上、ダート9ハロン）は、先行争いを制して逃げた1番人気のレトルースカが、3頭一線となって押し寄せる後続から1/2馬身差のリードを守り切った。

　前半に4、5馬身離れて後方集団を形成した3頭が2着争いを演じ、6番人気ボニーサウス、5番人気ロイヤルフラッグ、7番人気ダンバーロードの順にそれぞれアタマ差で入線。2番人気のスイススカイダイバーは先頭で第1コーナーに入るもレトルースカにハナを叩かれ、直後の追走から直線半ばで脚が上がり5着に完敗した。

　レトルースカは前走のG2フルールドリスステークスに続き重賞4連勝。アメリカでのG1制覇は3度目となった。