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ニックスゴーがBCクラシックを完勝、前年のダートマイルと合わせ二階級制覇

2021年11月07日 15:09

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 米ダート競馬の総決算、ブリーダーズカップクラシック(3歳以上、ダート10ハロン)が現地6日にデルマー競馬場で8頭により争われ、ニックスゴー(2番人気タイ)が好スタートから終始1馬身余りのリードで逃げると、そのまま後続の追撃を封じる完勝を収めた。

 2馬身3/4差の2着にケンタッキーダービー1位入線のメディーナスピリット(4番人気)が続き、1番人気でベルモントステークスの覇者エッセンシャルクオリティはさらに3/4馬身差の3着まで。ニックスゴーと並び2番人気のホットロッドチャーリーは4着に終わり、古馬のニックスゴーが3歳勢を押さえ込む結果となった。

 ニックスゴーは重賞4連勝(7勝目)で通算5度目のG1制覇。昨年のBCダートマイルに続きクラシックとの二階級制覇を成し遂げた。なお、同馬は2歳時にBCジュベナイルでも2着がある。

 B.コックス調教師は「彼はアメリカのダート競走に一時代を築いた。種牡馬に求められる全てを備えているから、そうした物を次につなげられると願っている。タフで丈夫、究極的に健康だ。彼が今年成し遂げたことは誇らしいよ」と、BC後に予定される種牡馬入りへエールを送っていた。