現地18日、米フェアグラウンズ競馬場でG2レイチェルアレクサンドラステークス（3歳牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、T.ガファリオン騎乗のプリティミスチヴァスが無敗の注目馬フージャーフィリーに土を付けた。

　6頭立ての馬群は一団となって進み、プリティミスチヴァスは3番手付近、フージャーフィリーは最後方に位置取る。直線では逃げ粘るミラクルとプリティミスチヴァスが後続を離しての一騎打ちとなり、これを後者が3/4馬身差で制した。

　G1ケンタッキーダービーの長期前売りフューチャー・ウェイジャー（プール4）で牝馬として唯一の個別オッズ（12.0倍）を付けられたフージャーフィリーは、7馬身3/4差の3着が精いっぱいだった。

　B.ウォルシュ厩舎のプリティミスチヴァスはイントゥミスチーフ産駒。昨年11月のG2ゴールデンロッドステークスではフージャーフィリーに完敗の3着だったが、今回はその借りを返しての重賞初制覇となった。