現地10日、豪イーグルファーム競馬場で17頭により争われた2歳G1のJ.J.アトキンス（芝1600m）は、中団の後ろ寄りで内ラチ沿いを追走した6番人気のキングコロラドが馬群を縫って抜け出し、好位の外から追撃する4番人気ミラクルオブラブを0.91馬身振り切った。

　1番人気のタンホイザーは勝ち馬と並ぶように後方を追走するも、最終コーナーでは大きく外を回らされる形になってさらに1.31馬身差の3着まで。前走のリステッド勝ちから臨んだ2番人気のモーリス産駒アズーラは、ミラクルオブラブに続いて直線へ向かうも12着に大敗した。

　キングコロラドはC.マー＆D.ユースタス調教師が管理するキングマン産駒の牡馬で今回が重賞初挑戦。4月26日のデビュー戦で4着に敗れ、5月23日の前走で初勝利を挙げてここに臨んでいた。