英ロイヤルアスコット開催最終日の現地24日、G3ジャージーステークス（3歳、芝7ハロン）が15頭により争われ、エイジオブキングスが終始手応え良く2番手をキープすると、残り2ハロンからの仕掛けで8番人気を分け合うズーオロジーの追撃を振り切った（1馬身差）。

　ゲートを決めたエイジオブキングスは逃げる1番人気コヴィーの1馬身後ろを離れず追走。絶好の手応えから残り2ハロン付近で仕掛けると、背後から併せにくるストリーツオブゴールド（10番人気タイ）を抑え込む一方、ゴール前では迫るズーオロジーも振り切った。

　ストリーツオブゴールドはズーオロジーに差し込まれてクビ差の3着、コヴィーは勝ち馬から8馬身差の9着に沈んだ。

　エイジオブキングスはA.オブライエン調教師が管理するキングマン産駒の牡馬で重賞初制覇。昨年6月にデビュー2戦目で勝ち上がるも、その後は重賞を3戦して7月のG3タイロスステークスでの3着を最高に休養入りし、前走の愛2000ギニー（10着）で復帰していた。